...邸境(やしきざかひ)になつてゐる杉林に沿つたところを犂返へしてゐる一人の中年の男が...
相馬泰三 「新らしき祖先」
...きざな千鳥足で船室から出て...
太宰治 「佐渡」
...きざに、芸術家気取りをしたって、だめだよ...
太宰治 「容貌」
...それから一人置きざりにせられたような寂寥を感じて眼を開くと...
豊島与志雄 「蘇生」
...「曲亭の燕石雑志(えんせきざっし)なんぞにありゃしないか...
中里介山 「大菩薩峠」
...土(つち)は畢(しまひ)の日(ひ)の夕方(ゆふがた)に周圍(しうゐ)に土手(どて)のやうな輪(わ)を拵(こしら)へて其處(そこ)に水(みづ)を打(う)つてはぐちや/\と足(あし)で溲(こ)ねながら刻(きざ)んだ藁(わら)を撒(ま)いては踏(ふ)み込(こ)んでさうして一晩(ばん)置(お)いた...
長塚節 「土」
...甚だ氣障(きざ)な申分ではあるが...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...そこで脇差(わきざし)ばかり挿(さ)してゐて...
森鴎外 「大塩平八郎」
...やがてそのうち敵の歩兵隊がまったくその騎兵隊からおきざりにされる頃合を見はからって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...祁山(きざん)のうしろに兵を伏せ...
吉川英治 「三国志」
...祁山(きざん)へ行動しだしたのは...
吉川英治 「三国志」
...祁山(きざん)方面へすすんでいるのでしょう」「さあ...
吉川英治 「三国志」
...祁山(きざん)へ出て戦う百倍もひどいものを見ただろう...
吉川英治 「三国志」
...藁御堂(わらみどう)の階(きざはし)を...
吉川英治 「私本太平記」
...北の越後守仲時は、振向きざま、「なんだ? 鬼六」と、彼のことばをいぶかった...
吉川英治 「私本太平記」
...壮麗なる一閣の階(きざはし)を上って...
吉川英治 「新・水滸伝」
...おそらく謀反(むほん)の徒(と)のおこる兆(きざ)しならんかと」「なるほど」「また...
吉川英治 「新・水滸伝」
...安息に伴(ともの)うてくる初老の兆(きざ)しだ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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