...いやにがらんとした部屋とから...
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「死」
...子供と云ふ! それよりも自分自身のことをもツと忠實に考へて見ろ! 今の女の心持ちも知りやアがらんで!」「ぢやア...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...がらん洞(どう)ですぞ」「がらん洞...
海野十三 「宇宙戦隊」
...昨日に引きかへ今日は広い宿ががらんとして居る...
高浜虚子 「斑鳩物語」
...がらんとしていた...
太宰治 「佐渡」
...ちょうど子供がおもちゃの積み木で伽藍(がらん)の雛形(ひながた)をこしらえようとしているのとよく似た仕事である...
寺田寅彦 「浮世絵の曲線」
...小さな戸棚(とだな)が一つあるきりの、がらんとした、さびしい部屋でした...
豊島与志雄 「金の目銀の目」
...がらんとした広い自習室に一人残って...
豊島与志雄 「春」
...室の中は薄暗くがらんとしていた...
豊島与志雄 「反抗」
...がらんとした空家でおくるンだ……」「あら...
林芙美子 「浮雲」
...しかも桜のうつくしき趣を詠み出でたるは四方より花吹き入れて鳰(にお)の海 芭蕉木のもとに汁も鱠(なます)も桜かな 同しばらくは花の上なる月夜かな 同奈良七重七堂伽藍(がらん)八重桜 同の如きに過ぎず...
正岡子規 「俳人蕪村」
...車室の中はがらんとなってしまひました...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...あるひは風か水やがらんとした空かに見えやしないかといふことなのだ...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...皆から離れたがらんどうな大部屋にポツンと居る子の周囲はこりかたまった様な静けさが満ちて居た...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...残された伽藍(がらん)というものは一つもなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...住む伽藍(がらん)は殿堂をしのぎ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...明けひろげた伽藍(がらん)の大床には...
吉川英治 「親鸞」
...救世観音(くせかんのん)を本尊とする金堂(こんどう)を中心に伽藍(がらん)がある...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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