...まるでお寺のちいさなかねがなるようじゃ...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「小夜啼鳥」
...観音堂の明けの鐘がなるまで寝つかれなかつた...
種田山頭火 「行乞記」
...いつまでも母親ががみがみがなる声ばかりが聞えていた...
近松秋江 「霜凍る宵」
...そのほうがなるほどたしかにおもしろいには相違ないのである...
寺田寅彦 「錯覚数題」
...博士も米田先生がなるまではならなかった...
戸坂潤 「社会時評」
...その花に似あはぬいかつい実がなる...
中勘助 「銀の匙」
...金次郎様がなるほどと感心をなさって...
中里介山 「大菩薩峠」
...誰(だれ)がなるものか...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...書生がなるほど君の観察は機敏だと感心する事や...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...色男には誰がなる――つてね...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...これがなるほど民衆図書館なのですね...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...あさ子 雷がなる迄よ...
森本薫 「みごとな女」
...まず勘弁がなる病気であるが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ゴロゴロ ガラガラ なにがなるおれのはらんなかで なにがなる子ヤギどもかと思ったがこんなあんばいじゃ石ころだそれから...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「オオカミと七ひきの子ヤギ」
...彼はもう早く三島と妻とがなるやうになつて欲しいと願ふ氣持ちが起つて來た...
横光利一 「悲しみの代價」
...これで上々の配置がなると申すもの...
吉川英治 「私本太平記」
...室町将軍の御制度のままで、またこの紊(みだ)れたままで、なお幾世も過ぎてゆかれようとは思われぬ」と、冒頭(まえおき)して――「では、誰がなるぞ...
吉川英治 「新書太閤記」
...実定がなるはずだった...
吉川英治 「随筆 新平家」
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