...三か所に置かれた鉄びんから立つ湯気(ゆげ)で部屋の中は軟(やわ)らかく暖まっていた...
有島武郎 「或る女」
...自分は三か所の水口を検して家に帰った...
伊藤左千夫 「水害雑録」
...一か所もあき地のないように店をたてならべることになった...
海野十三 「一坪館」
...リード氏はこの大地帯の中に工夫たちのかたまつてゐる村を四十か所に作りました...
鈴木三重吉 「パナマ運河を開いた話」
...その神経や血管の一か所に故障が起こればその影響はたちまち全体に波及するであろう...
寺田寅彦 「天災と国防」
...」中にはおそらく何か所要の手掛かりがあるかも知れない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...しかし直観とか所与とかについて...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...せいぜい遠島か所払い...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...精々遠島か所拂ひ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...たんに一か所だけであったと記憶する...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...十年のあいだに五か所も勤(つと)めた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...もうわたしの訪(たず)ねる所は一か所しか残(のこ)っていなかった...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...師の爪(つめ)じるしは一か所もつける必要のないのを見て...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...唐桑以北の数か所...
柳田国男 「雪国の春」
...そのほか所々に召連れられて御囃子...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...礼拝堂の内部に怪しむべき点一か所もなく...
夢野久作 「少女地獄」
...そのときにはもう火の手が三か所に上っていた...
和辻哲郎 「地異印象記」
...それがしばらくするうちに二十四か所ぐらいにふえた...
和辻哲郎 「地異印象記」
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