...九号の二働き盛りの兄貴と親父は失業者一日を五十銭で働くおっかあと一日六十銭で働く二番目が稼(かせい)でいた「働くのもいらいけれど遊んでいるのもいろうですわい」一家七人の鼻の下がかわく日が多かった...
猪狩満直 「炭坑長屋物語」
...のどもかわく...
海野十三 「恐竜島」
...着物のかわくのを待っているのだ...
太宰治 「新釈諸国噺」
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種田山頭火 「草木塔」
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鶴彬 「鶴彬全川柳」
...その煙突からいらだたしくジリジリと出る煙を見ても暑くて喉(のど)がかわく...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...その周囲二三尺ほどの所が急にすうとかわくが...
寺田寅彦 「夏の小半日」
...目は既に久しい以前から涙のかわく間もなかったように見えていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そこへ咽のかわく人が大勢来てせぎ合つて...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...川倉(かわくら)を築いたり...
中里介山 「大菩薩峠」
...深谷(ふかだに)というのは僕(ぼく)たちの村(むら)から、三粁(キロ)ほど南(みなみ)の山(やま)の中(なか)にある小(ちい)さな谷(たに)で、僕(ぼく)たちは秋(あき)きのこをとりに行(い)って、のどがかわくと、水(みず)を貰(もら)いに立(た)ち寄(よ)るから、よく知(し)っているが、家(いえ)が四軒(けん)あるきりだ...
新美南吉 「ごんごろ鐘」
...故市川九女八(いちかわくめはち)を評して...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...山曲(やまたわ)や川隈(かわくま)の人目につかぬところに竈をこしらえ...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...私たちは饑(う)えかわくようにあなたのお顔を見たがっております...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「魚と蠅の祝日」
...咽喉(のど)がかわく咽喉がかわく...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...人形のにかわくささを場内に漲らせ...
宮本百合子 「菊人形」
...そしてそれがかわく迄これを書こうというわけです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...暑い日ざしは彼女の洗った髪がかわくよりも早く...
室生犀星 「舌を噛み切った女」
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