...うまれつきからまるでちがっているようにかんがえるのは...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「幸福のうわおいぐつ」
...さっきからまるまるとふとったおやじが...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...杉にからまるも啻ならざる有樣...
大町桂月 「月の東京灣」
...おうしうせんそうは大正三年六月廿八日からだからまる四年かかつたのである...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...──それからまる三年たった...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...からまるようにして海道筋へ姿を見せた二人は...
中里介山 「大菩薩峠」
...それからまる半日...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それからまる一日...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...昨日からまる一日...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...3昼食時になると炭坑いつぱいに銅羅が鳴り響いて待ちかまへてゐたやうに土の中からまるで石ころのやうな人間が飛び出して来る『オーイ! カチユーシヤ飯にしろい!』陽向葵はどんな荒れた土の上にも咲いてゐた自由な空気をいつぱい吸つた坑夫達は飯を頬ばつたり女房の鼻をつまんだりしてキビキビした笑ひを投げあつてゐる油陽照りの八月だ!4直方の町は海鼠のやうに侘しい...
林芙美子 「蒼馬を見たり」
...暗闇を進む様子からまるで知り尽くしているみたいですね...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...平二はまはりをよく見まはしてからまるで狼(おほかみ)のやうないやな顔をしてどなりました...
宮沢賢治 「虔十公園林」
...石――俺は昔からまるかつたんだ...
三好達治 「測量船拾遺」
...一 松島の松にからまるちたの葉も...
柳田国男 「遠野物語」
...それだからまるまるこの一語を罷(や)めてしまわぬかぎり...
柳田国男 「木綿以前の事」
...しかしそれでも版元は版元だからまるで嘘をいっているわけでないことはたしかだろう...
山本周五郎 「新潮記」
...二それからまる一日...
山本周五郎 「風流太平記」
...少年時分からまるで空想で生きてるような奴でしてね...
吉川英治 「小説のタネ」
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