...ゆかみて蓋(ふた)のあはぬ半櫃(はんびつ)兆(てう)草庵(さうあん)に暫く居ては打(うち)やふり蕉(せを)いのち嬉しき撰集(せんじふ)のさた来(らい)芭蕉が「草庵に暫く居ては打やふり」と付けたる付け方...
芥川龍之介 「雑筆」
...たれかみていたら...
アンデルセン 楠山正雄訳 「影」
...上手(かみて)から花車(だし)が押し出してきたかのように...
海野十三 「間諜座事件」
...上手(かみて)から流れて来たので...
鈴木三重吉 「大震火災記」
...女のことは意識の外に逸(いっ)してその土手を上流(かみて)の方へ歩いて往った...
田中貢太郎 「蟇の血」
...△放浪によりてえたる貧しき収穫より――旧作□美しき人を泣かして酒飲みて調子ばづれのステヽコ踊る旅籠屋の二階にまろび一枚の新聞よみて一夜をあかす酒飲めど酔ひえぬ人はたゞ一人欄干つかみて遠き雲みる酔覚の水飲む如く一人(いちにん)に足らひうる身は嬉しからまし△ △ △△先日の句会では愉快でした...
種田山頭火 「雑信(二)」
...村の上手(かみて)を支配していた...
知里真志保 「あの世の入口」
...760屍(から)の頭をヘクトール堅くつかみて放つなく...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...舟は平等院上手(かみて)の岸についた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...堤防の上をかみてへかみてへと河を溯ってゆきました...
豊島与志雄 「男ぎらい」
...かみての急流(きゅうりゅう)のところ...
豊島与志雄 「山の別荘の少年」
...橋の上手(かみて)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...上手(かみて)から飛脚が飛んで出る...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...室(へや)の上手(かみて)の...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...いつもいつも上手(かみて)の年古りた柳の影で...
牧野信一 「バラルダ物語」
...手洗いは上手(かみて)に立たなければならなかった...
室生犀星 「庭をつくる人」
...いまにどうするかみてやがれ」その数日のち...
山本周五郎 「さぶ」
...さきの執権高時の無二の愛臣というだけでもう彼を特別な羽ブリの人物としかみてないが...
吉川英治 「私本太平記」
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