...早くなおしておいてくれなければ、あたしがドクトルに叱られちまうじゃないの」梨花が、かしこまって、扉から出ようとした時、この扉の外からノックの音があった...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...首を垂れてかしこまっていた...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...きちんと膝を折ってかしこまっている三人をふりかえって...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...宿禰(すくね)はかしこまって...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...皆の談論をかしこまって聞いている男が...
太宰治 「花燭」
...きちょうめんにかしこまっていた...
壺井栄 「二十四の瞳」
...如何にも神妙にかしこまって黙って首を垂れたまま...
豊島与志雄 「或る素描」
...木下は妙にかしこまって坐った...
豊島与志雄 「二つの途」
...バッタリと大地にかしこまって...
中里介山 「大菩薩峠」
...「なるほど」と主人はかしこまっている...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...御承知でもあらっしゃろうがなかなか玉を磨ったり針金を綯(よ)ったりするような容易(たやす)いものではなかったのでがすよ」「なるほど」とやはりかしこまっている...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...或(ある)時は蟇(ひきがえる)と睨(にら)めっこしながら盥の中にかしこまっている...
長谷川時雨 「チンコッきり」
...かしこまって去った...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...声を縮めるようにしてかしこまって話す男に...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...――仲井天青は社長の前にかしこまっていた...
山本周五郎 「陽気な客」
...かしこまってござりまする」と...
吉川英治 「私本太平記」
...仰せかしこまって出立したが...
吉川英治 「新書太閤記」
...かしこまっているよりは」「それはもう...
吉川英治 「親鸞」
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