...物干竿がかかっている...
梅崎春生 「風宴」
...――川があって古い木橋がかかっている...
梅崎春生 「風宴」
...ここの戸口の扉には内側から鍵がさしこんだまま錠がかかっているのに対し...
海野十三 「地獄の使者」
...入り口のドアに中からカギがかかっている...
江戸川乱歩 「影男」
...その奴隷根性に最大限にもたれかかっている...
太宰治 「如是我聞」
...今からでも帰りたいと便所の口の縁へ立ったまま南天(なんてん)の枝にかかっている紙のてるてる坊さんに祈るように思う...
寺田寅彦 「竜舌蘭」
...お前の目つきには私の口の先まで出かかっている言葉をそこにそのまま凍らせてしまうようなきびしさがあった...
堀辰雄 「菜穂子」
...お前の目つきには私の口の先まで出かかっている言葉をそこにそのまま凍らせてしまうようなきびしさがあった...
堀辰雄 「楡の家」
...海難をのがれたものが奉納したおびただしい絵馬や献納物が神殿にかかっているのをさし示して...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...企てられつつある学藝と工藝と林業とに津和野の運命はかかっている...
柳宗悦 「雲石紀行」
...小川が一筋あって板橋がかかっている...
柳田国男 「雪国の春」
...怖ろしい事が起りかかっているように思われて...
夢野久作 「白髪小僧」
...この劇場の運命は貴女(あなた)の御返事一つにかかっていると云ってもいいんです」「勿体振る人あたし嫌い……」「いいですか……ビックリしちゃ不可(いけ)ませんよ」「余計なお世話じゃないの……ビックリしようとしまいと……早く仰言いよ」「それじゃ云いますがね……貴女(あなた)はね……」「あたしがね……」「この頃毎晩女中が寝静まってしまってから……轟さんの処へ押かけて行って...
夢野久作 「二重心臓」
...いつまで引ッかかっているんだ――といわないばかりの鼻先を凍(こお)らせて...
吉川英治 「江戸三国志」
...刀の柄(つか)にかかっている...
吉川英治 「江戸三国志」
...ふたりは道なき裏にかかっている...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...今――刀(とう)を把(と)って観音像を彫りにかかっているのを見ても...
吉川英治 「宮本武蔵」
...和尚さんの左うしろの壁にかかっている電話器のそばへ行った...
和辻哲郎 「夢」
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