...そして、もう息を引取るという間際(まぎわ)に、鳥井の手を握って、「お父さまも、お母さまも、どうぞ許して下さい」と詫(わ)びながら、鳥井に最後の接吻を求めた...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...するとお母さまは...
鈴木三重吉 「星の女」
...お母さまは、ちやうど一ばん下の子どもが目をさましたのを寝かしつけてゐました...
鈴木三重吉 「星の女」
...お母さまは、二番目の子が目をさましたのを寝かせながら、「ねん/\よ、ねん/\よ...
鈴木三重吉 「星の女」
...男の子はお母さまの手に取りすがつて...
鈴木三重吉 「星の女」
...どれだけお母さまに御苦労をかけたか...
太宰治 「斜陽」
...お母さまの女中さん...
太宰治 「斜陽」
...お母さまは、半分御病人のようで、寝たり起きたりですし、弟は、ご存じのように心の大病人で、こちらにいる時は、焼酎(しょうちゅう)を飲みに、この近所の宿屋と料理屋とをかねた家へ御精勤で、三日にいちどは、私たちの衣類を売ったお金を持って東京方面へ御出張です...
太宰治 「斜陽」
...そうしてお母さまのお熱が下るとよい...
太宰治 「斜陽」
...「お母さま」と云うと...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...お母さまはことによると来ないだろうっておっしゃるから...
夏目漱石 「明暗」
...いろいろと今度来るお母さまについて尋ねるのでしたが...
水谷まさる 「シンデレラ」
...』お母さまは、気が狂ったようにいいましたが、もともとやさしい気だてのシンデレラは、すこしも怨(うら)みがましいこともいわず、ただうれし泣きに泣いて許しました...
水谷まさる 「シンデレラ」
...「お母さま、お茶を点てて下さるの?」めずらしそうな顔で炉端へ坐って、「今日はね、この子のお誕生日なので、五もくを拵えましたの...
矢田津世子 「女心拾遺」
...お母さまの御心配なさるようなお方ではございません...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...お母さまがそこに隠してあるのをみつけた...
山本周五郎 「おばな沢」
...お母さま堪忍して下さい...
山本周五郎 「七日七夜」
...寧子は良人のうしろへ廻って、そっと、「お母さまが、板敷までお迎えに出ていらっしゃいます」と、小声で注意した...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
