...またそのお方たちから聞いてわざわざ私をからかいにおいでになる物好きなお方などもありまして...
太宰治 「ヴィヨンの妻」
...天もこのお方をお見捨てになつたか...
太宰治 「右大臣実朝」
...それをまた物好きにも御ところへ持つて来たお方がありまして...
太宰治 「右大臣実朝」
...素朴(そぼく)に生きて遊ぶ資格を尊いお方からいただいているのだ...
太宰治 「パンドラの匣」
...只今誰方(どなた)かお宅のお方らしいお人がいらっしゃいました...
谷崎潤一郎 「細雪」
...あのお方は、むかし志津ヶ岳のいくさに七本槍のひとりとうたわれ、その時分からおとりたてにあずかったのでござりまして、ひでよし公にはなみ/\ならぬ御恩をうけていらっしゃるはずでござります...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...八で――お方など...
直木三十五 「南国太平記」
...槍をお使いなさるお方なんぞは一人もおいではございませぬ」言われた通りに来て見ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...頭の禿げてないお方のところ」「馬鹿! 丁度いゝ...
林芙美子 「雪の町」
...旅をなさるお方のお癖で...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...この春までは仰言るとおり陰気なお方で...
山下利三郎 「誘拐者」
...妾を悪魔だといって殺そうとしたお方で御座いましたから...
夢野久作 「白髪小僧」
...先生は大変に学問の好きなお方ですね...
夢野久作 「暗黒公使」
...そのお方に違いないと思われる人物を...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...意外なお方がおられまして...
吉川英治 「私本太平記」
...すでにあなたは昨日のお方ではおざらん...
吉川英治 「私本太平記」
...どこに居るんです環(たまき)さんは』『環さん? ……そんなお方は』『いえさ...
吉川英治 「山浦清麿」
...おまえ様というお方はなあ……』『もう...
吉川英治 「夕顔の門」
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