...(この「お姉さん」というのは...
高見順 「如何なる星の下に」
...僕は、お姉さんから、もらったんだ...
太宰治 「乞食学生」
...お姉さんは、お嫁にいってしまったし、お父さんは、もういない...
太宰治 「女生徒」
...お姉さんの声は、聞こえませんでしたけれど、「わたしと貴方(あなた)と、どちらかがいなくなれば、スグ解決のつくことなんだわ...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...けど自分だけ正直に約束守ってると、ときどき人に嵌(は)められて馬鹿な目に遭うことあるのんで、……」そないいうてやりましたら、「ああ、お姉さんは、なんでもかんでも光ちゃんのした事僕の指(さ)し金(がね)や、僕が操(あやつ)ってるのんやとお思いですやろ? そら、そう思われてもしょうがない訳あるいうことはよう分ってます」いうて、下向いてためいきついて、「お話したいいうのんも実はそのことなんですが、いったいお姉さんは、僕とお姉さんと孰方(どっち)が余計愛されてる思います...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...その十八「なあ、お姉さん、何でそないに妊娠したいうこと隠すのんでしょう?殊(こと)にお姉さんにまでウソつかいでもよろしいやありませんか? ほんまにお姉さん知りやはれしませんのんか?」いうて、何や疑うてる様子で、何遍でも念押すのんですけど、ほんまのとこ私は聞いたことあれしません...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...――)「どうです、お姉さん、この条件でよろしいですか? よろしかったら此処(ここ)い名ア書いて判おしてくれませんか? それとも何ぞ足らんとこあるお思いになったら、遠慮のういうてみて下さい」いいますよって、「これだけちゃんときめたあったら結構ですけど、そいでも子供生れた場合に、あんたも光ちゃんも家庭が大事やいう気イになりませんやろか...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...きょうだいの約束するんです」いうで、自分も同じように腕まくって、私の腕と一緒にそろえて、「よろしですか、お姉さん、声出したらいけませんで...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...と思つてゐるとお姉さんが玄關から出ていらして...
新美南吉 「チユーリツプ」
...「お姉さん、あの子はずいぶん変ってる子ね...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...そのお姉さん(虹ヶ浜へ行ったひと)が岩本さんの奥さんの由...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それからお姉さんだって……ずっと前から...
森本薫 「華々しき一族」
...お姉さんの方がうまいことやれそうだわ...
森本薫 「華々しき一族」
...未納 (機嫌が直っている)現金だわ、お姉さん現金よ...
森本薫 「華々しき一族」
...お姉さんへのいい気な頼られている男の目つき...
山川方夫 「歪んだ窓」
...何度かお姉さんのあとをつけてちゃんと知ってるのよ...
山川方夫 「歪んだ窓」
...いけないわお姉さん」と...
山川方夫 「歪んだ窓」
...一人のお姉さんが居(お)られたという事実が記録に残っております...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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