...勝つか負けるかのおののきなどは...
太宰治 「如是我聞」
......
立原道造 「暁と夕の詩」
...ふるえおののきあえいでいるのである...
寺田寅彦 「銀座アルプス」
...彼方の世界から来るかすかな戦慄(おののき)が...
豊島与志雄 「湖水と彼等」
...年若い人々の胸に湧(わ)き立つ期待や希望や苦悶(くもん)のおののきを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...星が一つ流れて消える――心へ伝わるかすかなおののき――音もなく滅びる一つの世界...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...漠然とした間歇(かんけつ)的なおののきを感ずるばかりだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...恐れおののき、繰り返しました...
西尾正 「墓場」
...怖いです』といっておののきふるえた...
萩原朔太郎 「小泉八雲の家庭生活」
...わたしは怒りでおののき震えているか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ブルブルとおののきながら現われた...
夢野久作 「斬られたさに」
...満場におののき渡った...
夢野久作 「二重心臓」
...初めは怖れおののきました...
吉川英治 「江戸三国志」
...嘘だ、嘘だ、と心で強く否定していながら、おりんはこの間うちからの肉体の変化を、おののきの奥に、思い出さずにはいられません...
吉川英治 「江戸三国志」
...生ける心地もなげにおののき合って...
吉川英治 「黒田如水」
...おののきの指をそろえた...
吉川英治 「私本太平記」
...「――私が追い返します、大事なおからだをもって、あのような乱暴一てん張りの荒法師に、お会い遊ばすことは要(い)りませぬ」玉日も、おののきながら、良人の足もとへ来て止めた...
吉川英治 「親鸞」
...と胸にこたえているおののきがある...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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