...さるを母上はつねに我がこゝろのおとなしきを我に告げ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...彼は妹娘のおとなしい...
伊藤野枝 「内気な娘とお転婆娘」
...成人(おとな)びてゐないのが身上(しんじやう)の女學生...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...羊のやうにおとなしい...
薄田泣菫 「茶話」
...床屋は大人(おとな)が三十二文...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...おとなびた口調でほめて下さったが...
太宰治 「斜陽」
...すこし濁つて春の水ながれてくる・旅人のふところでほんにおとなしい児・春の街並はぢかれどほしでぬけた・あたゝかい小犬の心がようわかる春のくばりものとし五色まんぢゆう再録・朝からの騷音へ長い橋かゝる・松はおだやかな汐鳴り・遍路たゞずむ白浪おしよせる・わびしさは法衣の袖をあはせる□・旅の或る日の松露とる花ぐもりのいちにち石をきざむばかり此宿はよい...
種田山頭火 「行乞記」
...近頃は少しおとなしくなりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...音無川(おとなしがわ)を――現今(いま)では汚れた溝川になっているが――前にした...
長谷川時雨 「チンコッきり」
...全くおとなしくなった...
火野葦平 「糞尿譚」
...何でも他人(ひと)の土地をおとなしい地主が横領して...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...隣室に一組のおとなしい客が泊つてゐるので...
正宗白鳥 「新婚旅行」
...さっきまでカムパネルラのすわっていた席(せき)に黒い大きな帽子(ぼうし)をかぶった青白い顔のやせた大人(おとな)が...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...おとなびた口ぶりで云った...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...おとなしくしようぜ」「あのこと怒ってるのかい...
山本周五郎 「さぶ」
...温柔(おとな)しい児にはあり勝ちのことなので...
夢野久作 「人の顔」
...おとなしくここで待っているんだぞ」と...
吉川英治 「私本太平記」
...大人(おとな)の鼻(はな)を明(あ)かす横着独楽(おうちゃくごま)...
吉川英治 「神州天馬侠」
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