...もうおしまいじゃないか...
江戸川乱歩 「鉄塔の怪人」
...その老人の一族の者たちのひざの筋(すじ)を断(た)ち切らせておしまいになりました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...頗(すこぶ)るいい加減な返答をして堪えていたがおしまいには...
太宰治 「花燭」
...おしまいに日本語を二言囁いた...
太宰治 「葉」
...「だんなさま! 奥さまが変なことをおっしゃいまして……なかから鍵をかけておしまいになりまして……」「なぜ...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...おしまいにはもう椎茸とも何とも分らぬものになって石ころ道の上を飛び飛び転がって行く...
寺田寅彦 「車」
...「もうおしまいですよ...
豊島与志雄 「旅だち」
...早く掴(つかま)えておしまいなさい」それでいよいよ騒ぎが大きくなると遊行上人が...
中里介山 「大菩薩峠」
...たとえば暗号のおしまい近くの――最後から二番目の;48という組合せのあるところを見よう...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...始めからおしまいまでね...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...かぜのおしまいに盲腸がいやな気持と云っていたのがやはり本ものになりました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あとはほかへ話を移しておしまいになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...最大級の愛撫(あいぶ)を加えていた自分を裏切っておしまいになるようなことと...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...宮はお返辞もあそばさずにひれ伏しておしまいになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「もう春もおしまいだねえ」お兼はその言葉の品のよさに自分でうっとりとなりながら云った...
山本周五郎 「青べか物語」
...一番おしまいにはビール樽(だる)の中に封じられて二頭の馬の背中に積まれたまま...
夢野久作 「暗黒公使」
...おしまいの由来記の頭が見える処まで来ると...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...はやく香具師へ銭を投げてやらんと、ぶん殴(なぐ)るぞ」毛の生えている魯達の拳骨(こぶし)を見ては、もうおしまいだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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