...問 彼は予が詩集を贈らざりしに怨恨(えんこん)を含めるひとりなるべし...
芥川龍之介 「河童」
...穴ぼこの中にえんこしていたんじゃ仕様がないじゃないか...
海野十三 「火星探険」
...原因は勤務上の怨恨(えんこん)又は...
海野十三 「爬虫館事件」
...彼女の方でも嫌悪と怨恨(えんこん)のごちゃまぜになった眼で夫を睨み返した...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「富籤」
...はたしてしからばこれらの美術品は実にわが封建人民の苦痛と怨恨(えんこん)とをその子孫たる吾人に説明し...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...嫉妬(しっと)や怨恨(えんこん)の下劣な本能に訴えたやり方...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自分自身を相手の手中に委(ゆだ)ねたという怨恨(えんこん)の情であり...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼らの虚弱や彼らの怨恨(えんこん)や彼らの生活の圧搾などの反動だった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...円光山(えんこうざん)満行寺(まんぎょうじ)住職釈良乗(しゃくりょうじょう)書...
永井荷風 「榎物語」
...私は猿猴橋(えんこうばし)を渡り...
原民喜 「廃墟から」
...――憎悪(ぞうお)というほどではない短気な怨恨(えんこん)もあり...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...中でも朝鮮との縁故(えんこ)は深く...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...そういう縁故(えんこ)をもたぬ貧乏な旅人(たびびと)には...
柳田国男 「母の手毬歌」
...此(この)宿は最初和田英作(えいさく)君などの洋画界の先輩が泊つて居た縁故(えんこ)で巴里(パリイ)へ来る日本人は今でも大抵一先(ひとま)ず此処(ここ)へ落ち着く...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...願わくは夏侯尚と換えんことを」と申し送った...
吉川英治 「三国志」
...その縁故(えんこ)をたよって...
吉川英治 「新書太閤記」
...盧員外(ろいんがい)(俊儀のこと)の縁故(えんこ)の者じゃあねえのかい...
吉川英治 「新・水滸伝」
...二階へ上がって待っています」美艶香(びえんこう)の薫(かお)りが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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