...永劫(えいごう)消えぬ地獄の火に焼かれ給うに相違ない...
芥川龍之介 「邪宗門」
...未来永劫(みらいえいごう)小樽の道路が日本一であってもらいたい...
石川啄木 「初めて見たる小樽」
...僕から行かなければ永劫(えいごう)に会えるはずはない...
岩野泡鳴 「耽溺」
...永劫(えいごう)はこれただ瞬時――涅槃(ねはん)はつねに掌握のうち...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...いや未来永劫(えいごう)に...
高神覚昇 「般若心経講義」
...永劫(えいごう)の迷いを抱きつゝ死んで行ったのであろうと...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...二六時中繰り返す真理は永劫(えいごう)無極の響きを伝えて剣打つ音を嘲り...
夏目漱石 「幻影の盾」
...永劫(えいごう)に燃えさかる噴火口へでも投(ほう)り込もうと思ったのです...
野村胡堂 「呪の金剛石」
...永劫(えいごう)に苦しむってことはいいことなの...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...未来永劫(みらいえいごう)に」完...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...私にして現象である以上の意味をもつことができないならば永劫(えいごう)の時の流の一つの点に浮び出る泡沫(ほうまつ)にも比すべき私の生において如何に多くのものがそのうちに宿されようとも...
三木清 「人生論ノート」
...そのまま永劫(えいごう)に闇から闇への運命になっている...
吉川英治 「篝火の女」
...漢室の天子はあってもないのと同じだ」「…………」「百姓万民の塗炭(とたん)の苦しみも永劫(えいごう)に救われはしない……貂蝉」「はい」「おまえも薄々は...
吉川英治 「三国志」
...きつく申し切ったのだな」「さようで」「永劫(えいごう)の敵とまで申したか」「は」「そしてまた……...
吉川英治 「私本太平記」
...永劫(えいごう)にこの湖から世にだす時節もなくなるわけだ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...永劫(えいごう)の時の流れから今日という一瞬を見れば...
吉川英治 「新書太閤記」
...永劫(えいごう)の死との間を...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...一日もはやく生涯の――いや人類永劫(えいごう)の安心と大決定(だいけつじょう)をつかみたいと念願して...
吉川英治 「親鸞」
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