...それから半町ほど向こうには喜作の一家五人がこっちを向いてうんうんいっている...
海野十三 「宇宙戦隊」
...うんうん呻(うな)っているのです...
海野十三 「豆潜水艇の行方」
...東京島田三郎宅にて――正造」終りの方をうんうんと呻るような息遣いで書き終えると畳の上にたまった巻紙をはね返し...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...そしてうんうん聞いていたが...
大庭武年 「旅客機事件」
...余は淡路町の下宿に「大文学者」という四字を半紙に書いて壁に張りつけながら瘧(おこり)を病んでうんうん言っていたことがあった...
高浜虚子 「子規居士と余」
...うんうん肯(うなず)いている中...
田中英光 「オリンポスの果実」
...蚊が々(うんうん)唸(うな)って居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...なかなか凄い腕でございます」「うんうん...
中里介山 「大菩薩峠」
...うんうん呻(うめ)きながら...
夏目漱石 「琴のそら音」
...登美子は心のうちで恥づかしさうにうんうん唸つてゐる...
林芙美子 「婚期」
...延岡はすぐ櫻内の下敷になつてうんうん胸を締めつけられてゐる...
林芙美子 「就職」
...飯代部屋の中では、金五郎は、まだ、うんうん、唸(うな)っている...
火野葦平 「花と龍」
...「どうぞ恙(つつが)なく――」邦夷はうんうんと頷(うなず)いてみせた...
本庄陸男 「石狩川」
...」「うんうん鳴いてゐた...
宮沢賢治 「秋田街道」
...うんうんと頷きながら...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...今にわかるよ……うんうん……...
夢野久作 「暗黒公使」
...またうんうん云つて...
横光利一 「火の点いた煙草」
...うんうんと眼を光らし...
吉川英治 「親鸞」
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