...うわべはしきりに耐(こら)え耐(こら)えて居(お)りながら...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...とうとう彼らはたくさんな賠償金まで出してうわべだけでもユダヤ教理を承認するように無理に説得しようと試みた...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...その日も私は、うわべは、やはり同じ様に、坊やを背負って、お店の勤めに出かけました...
太宰治 「ヴィヨンの妻」
...うわべは春の如(ごと)く...
太宰治 「新釈諸国噺」
...よし外面(うわべ)だけの紳士にせよ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...うわべだけは侵入を恐れているようであつた...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「ブラウン神父の醜聞」
...強(し)いてうわべだけはそれを装っていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...うわべはのろのろ歩いている牝牛を追いたてるためであったが...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...上部(うわべ)だけは教師のおれよりよっぽどえらく見える...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...違ったのは上部(うわべ)だけで腹の中は故(もと)の通りなんだ」「それがどうして分るの...
夏目漱石 「道草」
...上部(うわべ)の所作(しょさ)だけを人並に尽したところで...
夏目漱石 「明暗」
...現にこの私は上部(うわべ)だけは温順らしく見えながら...
夏目漱石 「私の個人主義」
...唯(ただ)表面(うわべ)に程(ほど)よく受けて心の中には決して喜ばぬ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...上辺(うわべ)を真綿にくるむようにして...
森鴎外 「かのように」
...結局それはうわべだけである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ただうわべだけにしても...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...どうかよいうわべをつくろってでもわたしを欺いてくれるようにと...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...うわべは君子の如く装って内に悪逆を企(たくら)む不逞(ふてい)な人物...
吉川英治 「三国志」
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