...雪子もお兒もうろ/\遊んでゐた...
伊藤左千夫 「奈々子」
...「おまえさん! いつまで外をうろうろしてたんだい? また油(あぶら)を売ってたね...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...顔も手足ももうろうとしていた...
海野十三 「透明猫」
...「もうこの辺をうろつくんじゃねえぞ...
江戸川乱歩 「影男」
...うろ/\する油虫をたゝきつぶしたほど...
種田山頭火 「其中日記」
...朦朧(もうろう)とした谷底を石狩川が唯颯(さあ)...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...わが驚きうろたへるをも構はずわれを引き行きぬ...
永井荷風 「書かでもの記」
...芝浦(しばうら)の月見も高輪(たかなわ)の二十六夜待(にじゅうろくやまち)も既になき世の語草(かたりぐさ)である...
永井荷風 「日和下駄」
...拙者こと万一非業に相果候様(あいはてそうろうよう)のこと有之節(これあるせつ)は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...自動車か何かに乗った耄碌爺(もうろくおやじ)からわけもわからないことをいっていじめられたいの...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...亭主が無言の哀願をこめていつまでも彼のまわりをうろつき廻っているので...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...第六の松露入(しょうろいり)冷製鴫肉(しぎにく)(ベカシン トリッフェ)は仏蘭西(ふらんす)松露を砕きて鴫の腹へ詰め...
村井弦斎 「食道楽」
...阪谷朗廬(さかたにらうろ)はかう云つてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...率八はうろうろと後ろばかり振返っている...
吉川英治 「江戸三国志」
...こうまで情愛のうろたえは覚えなかった...
吉川英治 「私本太平記」
...なんだろう?周囲(しゅうい)の闇(やみ)――樹木(じゅもく)や笹(ささ)や燈籠(とうろう)のかげに...
吉川英治 「神州天馬侠」
...築城論議(ちくじょうろんぎ)をやることと思われる」「ほウ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...それに砲を載せて城楼(じょうろう)へ弾丸をうちこんだりした...
吉川英治 「新書太閤記」
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