...これを有耶無耶(うやむや)に葬つて結婚するなどに至つては笑止の極(きはみ)であると思ふ...
芥川龍之介 「恋愛と夫婦愛とを混同しては不可ぬ」
...うやむやに葬ってしまう考えはなかったのであった...
海野十三 「第五氷河期」
...有耶無耶(うやむや)の間に日が経(た)っております中に...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...半年たった今でもまだ有耶無耶(うやむや)なのだよ!」と小父(おじ)様は...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...デパートの支配人に手を廻してうやむやに葬ったとか...
豊島与志雄 「坂田の場合」
...うやむやにしておいた...
中谷宇吉郎 「国際雪氷委員会のことなど」
...七事件は其儘うやむやに葬(はうむ)られさうでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...うやむやにするつもりでした」平次も驚きました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...うやむやに葬るというのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...遺品といった意味合いでうやむやのうちに受取るような羽目になった...
久生十蘭 「黒い手帳」
...約卅人に余る名士がうやむやのうちに「唄う鶴の噴水」に敬意を表することになった...
久生十蘭 「魔都」
...プロレタリア文学大衆化の問題がうやむやに葬られ...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...何もかもが有耶無耶(うやむや)になりそうになっている...
堀辰雄 「菜穂子」
...うやむやにできないばかりか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...うやむやの関跡にて小憩...
村山俊太郎 「平泉紀行」
...ほかの青侍共の、てまえもあるに」と、うやむやに、叱りを収めてしまったが、以後何があっても、小次郎参れ――と、身近くへは、呼ばなくなった...
吉川英治 「平の将門」
...うやむやにしてしまおうという肚なんです...
吉川英治 「平の将門」
...事件は結局うやむやになって...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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