...皆これ青貝摺(あおがいずり)の器(うつわ)に斉(ひとし)い...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...うまそうな湯気(ゆげ)のたつコーヒーの器(うつわ)が見えた...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...この銀の器(うつわ)は正直な人間になるために使うのだとあなたが私に約束したことは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...八重日々(にちにち)菜園に出で繊手(せんしゅ)よくこれを摘(つ)み調味してわが日頃好みて集めたる器(うつわ)に盛りぬ...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...自分の器(うつわ)ではこの教えによって救われることはなりがたいと思って...
中里介山 「法然行伝」
...風流を盛るべき器(うつわ)が...
夏目漱石 「思い出す事など」
...俗世界のために器(うつわ)として用いらるるの場合となり...
福沢諭吉 「成学即身実業の説、学生諸氏に告ぐ」
...器(うつわ)のきたないのも何も知らず...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
...人と離るる器(うつわ)はない...
柳宗悦 「民藝四十年」
...次には食事の器物(うつわもの)が...
柳田国男 「母の手毬歌」
...場所も仲間(なかま)も分量も器物(うつわもの)も...
柳田国男 「母の手毬歌」
...情の器(うつわ)...
吉川英治 「大岡越前」
...ああいう器(うつわ)を好んで敵へ追いやるというのも甚だ策を得たものではあるまいと存じまして」皆まで聞かないうちに...
吉川英治 「三国志」
...義貞の器(うつわ)を評した...
吉川英治 「私本太平記」
...自分以上の器(うつわ)と信じ...
吉川英治 「新書太閤記」
...一方の将たる器(うつわ)...
吉川英治 「新書太閤記」
...その器(うつわ)ではありませぬ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...宵から勝手元で煮物のにおいや器物(うつわもの)の音がしていたにもかかわらず...
吉川英治 「宮本武蔵」
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