...もう半分うつろな目で...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「人魚のひいさま」
...うつろな動かない目であった...
海野十三 「火星兵団」
...うつろな眼できょろきょろあたりを見まわした...
太宰治 「断崖の錯覚」
...このような心のうつろな時には...
太宰治 「懶惰の歌留多」
...「どうぞ、おめぐみを、だんなさま!」ちょうど、そのとき、うつろな、のどをしめつけられたような父の声が聞こえる...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かき」
...あらゆる場所のうつろな背景から出来ているような町々だ...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...うつろな眼を見開いているばかりでした...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...」というはとのなくような、うつろな、そしてろれつのまわらない声を、アッシェンバッハは、綱の手すりにつかまって舷門梯をおりてゆきながら、うしろに聞いていた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...と私のうつろな眼はそれをさう見渡してゐたが...
三好達治 「銀座街頭」
...うつろな穴から五徳が一しょに上がって来た...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...それはうつろな・靄(もや)のような・思いで...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...我々の精神の好奇心にああいう肉のついていない・うつろな骨片をかみしゃぶらせることによってこれをはぐらかすため...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...うつろな眼をして自分でもなにかわからぬことを口走ったりしながら...
山之口貘 「私の青年時代」
...」と宮子はうつろな眼で参木を眺めながらいった...
横光利一 「上海」
...わたしゃアまた、ゆうべのことがあったから、てっきり、捕手がお出(い)でかと思ったのさ」そして、市十郎の横顔を、ながし眼に見たが、市十郎は、凝然(ぎょうぜん)と、あらぬところへ眼をやったまま、うつろな身を、石のようにしていた...
吉川英治 「大岡越前」
...夫人もうつろな眼をしている...
吉川英治 「三国志」
...うつろな眼を上げたまま誰も彼もだまっていた...
吉川英治 「源頼朝」
...うつろな眼で、雲を見ていた...
吉川英治 「山浦清麿」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
時事ニュース漢字 📺
