...なんマイルにもわたって鬱蒼(うっそう)とした森林がつづいている低い地方をいちめんに見おろした...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...上部は鬱蒼(うっそう)として樹木生茂っている...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...うっそうとした木立のそばには...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...鬱蒼(うっそう)と繁(しげ)っています...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...鬱蒼(うっそう)とした山の陰が...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...全山ことごとく樹木鬱蒼(うっそう)として昼なお暗く...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...そして現在では煤煙(ばいえん)で痛めつけられた木の葉や草の葉に生色がなく埃(ほこり)まびれに立(た)ち枯(か)れた大木が殺風景(さっぷうけい)な感じを与えるがこれらの墓が建てられた当時はもっと鬱蒼(うっそう)としていたであろうし今も市内の墓地としてはまずこの辺が一番閑静(かんせい)で見晴らしのよい場所であろう...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...うっそうたる緑に包まれているからといっても...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「嫁入り支度」
...山はどこも彼処(かしこ)も咽(むせ)かえるような若葉が鬱蒼(うっそう)としていた...
徳田秋声 「あらくれ」
...柯(えだ)を交じえ葉を折重ねて鬱蒼(うっそう)として翠(みどり)も深く...
二葉亭四迷 「浮雲」
...うっそうとしてをり...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...山上樹木欝葱(うっそう)たる上に銀河の白くかかりたる処...
正岡子規 「俳諧大要」
...どこの家でも広く取り囲んだ庭には欝蒼(うっそう)と茂った樹木の間に春は梅...
水上滝太郎 「山の手の子」
...江戸城の隠し門ともいうべき牛ヶ淵の鬱蒼(うっそう)につつまれている橋を渡った...
吉川英治 「大岡越前」
...鬱蒼(うっそう)とした峰々...
吉川英治 「三国志」
...鬱蒼(うっそう)たる宮苑(その頃二十余万坪)の森は...
吉川英治 「私本太平記」
...はやく来ねえか」向う側の参道並木――杉や燈籠(とうろう)で鬱蒼(うっそう)として...
吉川英治 「無宿人国記」
...線路の両側に鬱蒼(うっそう)と続いていた森が...
蘭郁二郎 「穴」
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