...震災は僕等の後(うしろ)にある「富士見(ふじみ)の渡し」を滅してしまつた...
芥川龍之介 「本所両国」
...うしろを見い見い走っていた...
梅崎春生 「狂い凧」
...それを持って死体のうしろへ廻り...
海野十三 「地獄の使者」
...うしろでごとんごとんといっているが...
海野十三 「豆潜水艇の行方」
...句碑のうしろから...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...その孃子のうしろに立つて...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...彼のうしろにアキリュウス...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...突然(とつぜん)後(うしろ)から長井直記(なほき)どのと呼び懸けられた...
夏目漱石 「それから」
...手に持った雨外套(レインコート)と双眼鏡を置くために後(うしろ)の縁を顧(かえり)みた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...冠(かんむり)の眞中(まんなか)からは鳥(とり)の羽根(はね)に似(に)た長(なが)い金(きん)の飾(かざ)りが後(うしろ)の方(ほう)に立(た)ち...
濱田青陵 「博物館」
...背後(うしろ)に目が無ければ何の気もつかずにいました...
樋口一葉 「十三夜」
...其向うの後向(うしろむ)きの二階家が走る...
二葉亭四迷 「平凡」
...碧梧桐の背を通り拔け牛伴のうしろより進まんとし...
子規 「闇汁圖解」
...うしろから灯かげがさしてアスファルトの上に落ちているから...
宮本百合子 「映画」
...半分起した体を背後(うしろ)へ倒した...
森鴎外 「鼠坂」
...汝のうしろには、遠く蜀の軍勢が見えるではないか...
吉川英治 「三国志」
...大友の二軍が菊池勢のうしろへかかって...
吉川英治 「私本太平記」
...佐々のうしろを援(たす)くるにも非ず...
吉川英治 「新書太閤記」
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