...いぶかり合うのであった...
石川欣一 「山を思う」
...五助はいぶかりながら...
海野十三 「雪魔」
...今日は馬鹿に早いぞ」といぶかりながら...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...彼がいぶかり驚いた音をたててた鈴は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...夢の中の夢ではないかとさえいぶかりました...
中里介山 「大菩薩峠」
......
中原中也 「在りし日の歌」
...今もその躊躇の跡をいぶかりながら吟味しているのであったが...
原民喜 「冬日記」
...何だろうといぶかりながら読んでいたが...
三好十郎 「冒した者」
...われはいぶかりつつもしたがい行きぬ...
森鴎外 「文づかい」
...いぶかりつつも披(ひら)きて読めば...
森鴎外 「舞姫」
...魏延は何事があるかといぶかりながらも...
吉川英治 「三国志」
...劉封の兵が葭萌関に着くと聞いて、黄忠はいぶかり、「なにゆえに、兵を伴ってここに来たか」と、問うた...
吉川英治 「三国志」
...ここの膳には、いつまで、人が坐らぬと思うたら、大判事章房(あきふさ)が、いつのまにやら見えぬではないか」と、いぶかり出した...
吉川英治 「私本太平記」
...どこまで連れておいでなのか?左近の白い眉がいぶかりを持ち出したとき...
吉川英治 「私本太平記」
...なかなかおいぶかりも解(と)かれますまい...
吉川英治 「私本太平記」
...いぶかり顔をしてみせた...
吉川英治 「私本太平記」
...そうして日々、晨(あした)は未明から、夕方は星のみえる頃まで、武蔵と伊織とが、孜々(しし)として、法典ヶ原の一角から開墾に従事していると、時折、河原の向うに、通りがかりの土民たちが立ち止って、「何をしてるだ?」と、いぶかり顔に、「小屋あ、ほっ建てて、あんな所に、住む気でいるのか」「ひとりは、死んだ三右衛門とこの餓鬼(がき)でねえけ」うわさが拡がる...
吉川英治 「宮本武蔵」
...いぶかりながらその旨を答へると...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
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