...私には何の事だかいっさい分らなかったけれど...
伊藤野枝 「転機」
...いままでは通信がいっさいできなかった僚艇とも電波で通信ができるようになった...
海野十三 「怪星ガン」
...僕は上海の方のことはいっさい共産党に譲って...
大杉栄 「日本脱出記」
...いっさい考えない事にしました...
太宰治 「冬の花火」
...護国堂等壮麗なる七堂伽藍(がらん)いっさいを灰燼(かいじん)に帰せしめた...
橘外男 「蒲団」
...いっさいのことを白状し...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...いっさいが決定した...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...いっさいに対する憎悪である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼が謳歌(おうか)した後年の日本資本主義のための最も呪(のろ)わしきいっさいのものを夢にも知らなかっただろうところの...
服部之総 「咸臨丸その他」
...あの応対のしかたがおそらくはそれにつづくいっさいのことにとっての方向を決定してしまったのだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...いっさいのものをあきらめ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...友人にいっさいを知らせてやることはそれほどあぶなかしいことでもない...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「判決」
...このつぎドアが開いたら家族のいっさいのことはまったく以前のようにまた自分の手に引き受けてやろう...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...自分の手柄を一切合財(いっさいがっさい)...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...食後ももはやどんな書類にもいっさい筆をとらず...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...いっさいを手にとるように知っていらっしゃるので...
山川方夫 「博士の目」
...牢城営へはいっさい唖(おし)になっててくれよ」――さて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...いっさいの合理的設備が間に合わないほど迅速に...
和辻哲郎 「地異印象記」
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