...仮にも恋らしいものを感じた木部に対して葉子がいだく不思議な情緒...
有島武郎 「或る女」
...こんな行きがかりで自然ラディオというものに対する一種の恐れをいだくようになってみると...
寺田寅彦 「路傍の草」
...永久的な思想をいだく男は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...嫉妬(しっと)と恋とをいだく者にはよくわかることであるが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...いろいろと感慨をいだくこともあった...
中谷宇吉郎 「荒野の冬」
...怨みをいだくこと極端な人間であった...
蜷川新 「天皇」
...過去の熟考の際の心の活動もまた心にいだく...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...おもわず自分の口もとを自分の手で塞いだくらいであった...
室生犀星 「幻影の都市」
...思うにあの淫楽と信心とを二つながらいだく人々も...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...人が反対の信仰をいだくことをあり得ないときめてしまうのは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この欲望をいつも心のうちにいだくように...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(c)そういう無知をいだくには知識をいだくのに劣らぬ知識を要するのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それに対してより正しい憎悪をいだく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...三人に対して不信をいだくことが...
山本周五郎 「はたし状」
...豺狼(さいろう)の野心をいだく輩が地にみちているこの時に...
吉川英治 「三国志」
...家康の内諾(ないだく)を求めた...
吉川英治 「新書太閤記」
...ぼくら旅情をいだく客は...
吉川英治 「随筆 新平家」
...松の木についてわれわれ日本人のいだく親愛の情がむらむらとよみがへるのを覚える...
吉野秀雄 「長谷川等伯の「松林図屏風」」
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