...何ともいたし方がない...
石川欣一 「山を思う」
...八幡(やはた)の藪(やぶ)知らずで路に迷うて行きづまった場合には後へもどって別の道を試みるよりほかにいたし方がないごとく...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...いたし方もなかつた...
薄田泣菫 「独楽園」
...どうもこんなふうに感じたことは事実でいたし方がない...
寺田寅彦 「自由画稿」
...それはいたし方がない...
寺田寅彦 「電車の混雑について」
...しかしなんともいたし方がない...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...天命いたし方がないによってあきらめるが...
中里介山 「大菩薩峠」
...志の違うのはいたし方もない...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...いたし方もございません」お兼にこう言われると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いたし方がござりませぬ」と道綱は打ち伏したまま答えた...
堀辰雄 「かげろうの日記」
...われわれ人力の如何ともいたし方のないものでございます...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...尼にして深い山へ入れてしまいましたほうが賢明ないたし方だったのでしょうが」と言って泣くのも中の君にはかわいそうで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...人によっては気をわるくなさるが、いたし方がない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いたし方もございません...
吉川英治 「大岡越前」
...如何ともいたし方のない立場ではござるまいか」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...死もまたいたし方のない「事実」として存在する...
和辻哲郎 「夏目先生の追憶」
...だから我々はいたし方なく...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...ほかからはなんともいたし方がない...
和辻哲郎 「露伴先生の思い出」
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