...その後いずこへ赴いたぞ...
芥川龍之介 「じゅりあの・吉助」
...また一匹の鳩が豆を食えばその豆の量だけは他の鳩および他の豆食動物の餌から引き去られるわけゆえ、いずこにか、そのために餓死すべき者の生ずるは当然である...
丘浅次郎 「人道の正体」
...いずこからともなく...
太宰治 「新ハムレット」
...(明治四十一年七月二十日『東京朝日新聞』)八十八科学者の不遇科学者が世界の文明に貢献し自国の栄誉を高めつつあるにもかかわらず一般に不遇であるのは何処(いずこ)も同じと見える...
寺田寅彦 「話の種」
...いずこの飲食店も皆繁昌している事がこれを明にしている...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...いずこともなくこの突拍子もない大音で...
中里介山 「大菩薩峠」
...「いずこへ」と妹はきく...
夏目漱石 「薤露行」
...ともかくも妾の到る処何処(いずこ)の監獄にてもかかる事の起りしは...
福田英子 「妾の半生涯」
...悦んで巣へ帰ると新妻羨んで何処(いずこ)でかく美装したかと問う...
南方熊楠 「十二支考」
...ははははは汝が玄蕃に非ずしていずこに大月玄蕃と呼ぶ者があろうか...
吉川英治 「剣難女難」
...お二方はいずこに」と...
吉川英治 「三国志」
...いずこに牢舎されたかと案じていたが...
吉川英治 「私本太平記」
...これからこの野馬(のうま)にのって、明方までに富士川(ふじがわ)の下までお送りしてあげますから、あれから駿府(すんぷ)へでて、いずこへなり、身をおかくしなさいまし、ここに関所札(せきしょふだ)もありますから……」と、黒装束(くろしょうぞく)のさしだした手形(てがた)をみて、伊那丸(いなまる)はいよいよふしぎにたえられない...
吉川英治 「神州天馬侠」
...いまはいずこの空へ飛んでいるかわからないが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...何国(いずこ)の大将でも...
吉川英治 「新書太閤記」
...何処(いずこ)やら?」「酔うておられるな」「都にいる間は...
吉川英治 「新書太閤記」
...何処(いずこ)に』『申し上ぐるも背汗の至りに存じますが...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...いずこへ潜伏したか」と...
吉川英治 「親鸞」
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