...廊下は礎(いしずえ)に続き...
有島武郎 「或る女」
...個性を礎(いしずえ)としてその上にありのままのお前を築き上げなければならない...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...さしもに堅固(けんご)な王子の立像も無惨(むざん)な事には礎(いしずえ)をはなれてころび落ちてしまいました...
有島武郎 「燕と王子」
...礎(いしずえ)から貫いた階子(はしご)の...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...淡島屋の身代の礎(いしずえ)を作ったのは全く二代目喜兵衛の力であった...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...生物学を知らずして精神科学を修めるものはあたかも礎(いしずえ)なしに家を建てるようなものであるゆえ...
丘浅次郎 「誤解せられたる生物学」
...グラついた江戸城の礎(いしずえ)を立て直すほどの火を出してみろ...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼女はここに王国の礎(いしずえ)を置くことになったものらしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...古い宮殿の礎(いしずえ)が次第に土砂に埋没するように...
中島敦 「山月記」
...家々の礎(いしずえ)までも今は残らず粉である...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...取壊した跡の礎(いしずえ)と...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ムルデの河波は窓の直下のいしずえを洗いて...
森鴎外 「文づかい」
...動かしがたい真理の礎(いしずえ)を見出す...
柳宗悦 「工藝の道」
...一家一族をささげて徳川のいしずえとなるためにお仕え申したのだぞ」「…………」「ご馬前にさき駈けして...
山本周五郎 「死處」
...御当家の礎(いしずえ)を根として...
吉川英治 「新書太閤記」
...世々の隆昌の礎(いしずえ)がすえられるとはいえません...
吉川英治 「新書太閤記」
...忠義は国の精神(こころ)の礎(いしずえ)であるから...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...礎(いしずえ)の下に非常な宝物が埋めてあると伝えられていた...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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