...いざさらば土百姓の腕を見せんとぞ息まきける...
芥川龍之介 「伝吉の敵打ち」
...五山は秀でて水清く秀麗の氣をあつめたるこのみちのくの澁民の母校の友よいざさらば文の林の奧深く理想の旗を推し立てむ...
石川啄木 「唱歌」
...一心は高し岩手山思ひは長し北上やこゝ澁民の學舍にむつびし年の重りて二梅こそ咲かね風かほる彌生二十日の春の晝若き心の歌ごゑにわかれのむしろ興たけぬ三あゝわが友よいざさらば希望の海に帆をあげよ思ひはつきぬ今日の日のつどひを永久の思ひ出に(明治四十年三月作)...
石川啄木 「唱歌」
...戦(たたかひ)は日ごろの好(このみ)、いざさらば、終(をはり)の晴(はれ)の勝負せむ...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...いざさらば憂(うれ)ひて已(や)まじこの舌(した)の君さいなみに倦(う)みぬとも...
ダンテ・アリギエリ Dante Alighieri 上田敏訳 「忌々しき「死」の大君は」
...落ちては笑う波の上に身を浮かべて流れながら「いざさらば春よ...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...月(つき)江上の風の聲むかしの修羅のをたけびのかたみと殘る秋の夜や輕きもうれし一葉(いちえふ)の舟蓬莱にいざさらば...
土井晩翠 「天地有情」
...いざさらば雪見に転ぶところまでも古いが...
中里介山 「大菩薩峠」
...いざさらば行かん此優しげなるお蘭樣が許(もと)をも辭して(その五)さらば行かんと思ひたちしより直次郎...
一葉 「暗夜」
...いざさらば帰るべしとて...
福田英子 「妾の半生涯」
...いざさらばでございます...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
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槇村浩 「英雄ナポレオン」
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宮沢賢治 「疾中」
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三好達治 「朝菜集」
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三好達治 「故郷の花」
...花の神様、いざさらば...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...と女は云つて、――「われは今天を棄てて下(お)りゆく、太陽よ、星よ、風よ、雨よ、いざさらば...
與謝野寛 「素描」
...いざさらば、典厩信繁も、今日は死ぬ日と覚えたり」つぶやくと、彼は、駒に一鞭あてた...
吉川英治 「上杉謙信」
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