...昔(むかし)鎌倉(かまくら)の奥山(おくやま)でよくきき慣(な)れた時鳥(ほととぎす)の声(こえ)に幾分(いくぶん)似(に)たところもありますが...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...幾分(いくぶん)安心(あんしん)ができて来(き)たらしいのが自覚(じかく)されるようになりました...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...いくぶん開いています...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「みにくいアヒルの子」
...私は自分の考えをいくぶん訂正する必要を感じる...
伊丹万作 「広告」
...そしていくぶん人間ばなれのした生活をしていた...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...頭はいくぶん白髪のようである...
太宰治 「人間失格」
...もしかこの想像がいくぶんでも当たっているとしたら...
寺田寅彦 「柿の種」
...やや前記のモンタージュに類する要素をいくぶんか備えたと思われるものもあるかもしれない...
寺田寅彦 「ラジオ・モンタージュ」
...宗助(そうすけ)は其内(そのうち)の幾分(いくぶん)を...
夏目漱石 「門」
...淋(さむ)しい御米(およね)の頭(あたま)にも幾分(いくぶん)かの反響(はんきやう)を與(あた)へた...
夏目漱石 「門」
...否観方(みかた)によっては世界の大勢に幾分(いくぶん)か関係していないとも限らない...
夏目漱石 「私の個人主義」
...いくぶんか醒(さ)めることができた...
蜷川新 「天皇」
...いくぶん虚無的な...
原民喜 「滑走」
...いくぶん古めかしくて...
平林初之輔 「文芸は進化するか、その他」
...私はいくぶん蔑(さげす)みを籠めて斷言(いひき)つた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...いくぶん荒涼(こうりょう)とした感じのする大きな空地へ出た...
堀辰雄 「美しい村」
...いくぶん不安そうな調子で言いつづけた...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...いくぶんの現実性をもってこの物語を裏打ちするに相違ないと信ずることができる...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
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