...あせらずにゐ給へ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...簡潔な言葉の中に無限の人情の世界を現出させ少しもあせらずに單調に落着いて然し不思議な波瀾を生んでゆく數奇な運命を卷き起す筆の魔力には感嘆する日本人の書いたものはこんなものに比べると實に貧しい...
千家元麿 「自分は見た」
...むやみに早く全快したいとあせらずに...
高神覚昇 「般若心経講義」
...張はもうあせらずに其の隙の来るのを待とうと決心しました...
田中貢太郎 「人蔘の精」
...あせらずにゆう/\と生きてゆくこと...
種田山頭火 「行乞記」
...流れるままに流れよう、あせらずに、いつはらずに...
種田山頭火 「其中日記」
...流れるまゝに流れよう、あせらずに、いういうとして...
種田山頭火 「旅日記」
...あせらずに歩くんだ...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...あせらずに自然の陣痛のはじまるのを待つということになりました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あせらずに居りましょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...蚤やもぐらと同様に、あせらずに、なされるがままになっていればよいのだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...どうかあせらずに時節をお待ちあそばせ...
山本周五郎 「雨あがる」
...あせらずに気をゆったりもって...
山本周五郎 「おばな沢」
...あせらずにやって下さい」「わかりました」「しかし...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...死ぬまでが修業だと思ってあせらずにゆっくりとやれ」新八は頭を垂れた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...あせらずに待っていようという気持だったのである...
山本周五郎 「柳橋物語」
...今も今とて雲霧にああ言われた仕事の意地――尺取の心はあせらずにいられません...
吉川英治 「江戸三国志」
...必ずあせらずにおやりなさい」「忝(かたじけ)ない...
吉川英治 「江戸三国志」
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