...易々と世人をあざむきおおせたのだ...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...それのみが閑暇を有効なものにすることのできる経験を自分自身からあざむきうばうのであって...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...この世の中のひとりでも不幸な人のいる限り、自分も幸福にはなれないと思う事こそ、本当の人間らしい感情でしょうに、自分だけ、あるいは自分の家だけの束(つか)の間(ま)の安楽を得るために、隣人を罵(ののし)り、あざむき、押し倒し、(いいえ、あなただって、いちどはそれをなさいました...
太宰治 「貨幣」
...あざむき合っている事にさえ気がついていないみたいな...
太宰治 「人間失格」
...あざむき合っているという事には...
太宰治 「人間失格」
...人を、いのちも心も君に一任したひとりの人間を、あざむき、脳病院にぶちこみ、しかも完全に十日間、一葉の消息だに無く、一輪の花、一個の梨(なし)の投入をさえ試みない...
太宰治 「HUMAN LOST」
...私は君を一度あざむきしに...
太宰治 「HUMAN LOST」
...それらの盲者は、天皇を抱きこんで外交権と統帥(とうすい)権とをにぎり、人民をあざむき、「東洋の新秩序」などと大言壮語して、人類を敵視し、ついに「降伏日本」の大汚辱を日本民族に蒙らしめたのであった...
蜷川新 「天皇」
...世間体をはばかる丸屋六兵衛をあざむき...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...我をあざむき賣(う)らむとし...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...手代をあざむきおおせた三郎兵衛...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...いくたび我をあざむきしかを知らずいくたび同じき書物にひとみをさらすがごときさびしき思ひをなしけん...
室生犀星 「忘春詩集」
...金剛石の露こぼるるあだし貴人の服のおもげなるをあざむきぬ...
森鴎外 「文づかい」
...丞相はあざむき得たかも知れんが...
吉川英治 「三国志」
...初めて孔明をあざむき得たぞ!」魯粛は...
吉川英治 「三国志」
...帝をあざむきつづけて来たが...
吉川英治 「私本太平記」
...義をかりて武士の心胆(しんたん)をあざむき去った滝川三郎兵衛を討ってその首を見ることである...
吉川英治 「新書太閤記」
...かれは、お米をあざむき、己れの心をいつわる舌に重い苦渋をおぼえながら、「何を隠そう、そうした心は拙者とても同じであった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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