...その揚句(あげく)の果(はて)に...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...そのあげくが君らに会えたんだ」「うん...
海野十三 「恐竜島」
...いろいろ考えた結果(あげく)...
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」
...そのあげくに、妾に産ませた子を引取らねばならないとなつた時に、由子は又一つ苦労の種を背負ひこむことになると思つたが、小谷の放蕩に悩まされるよりもこの方がどれだけましかしれないと考へて引受けた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...お母様は私の袷をみてまづその柄をほめたあげく「あなたにはもつたいなうございますよ 私が頂きますよ」といはれた...
中勘助 「きもの」
...散々あばれ廻(まわ)った挙句(あげく)...
中谷宇吉郎 「イグアノドンの唄」
...三沢は三日前大阪に着いて二日ばかり寝たあげくとうとう病院に入ったのである...
夏目漱石 「行人」
...是(これ)も簡便な旅行と云へるかも知れないと考へた揚句(あげく)...
夏目漱石 「それから」
...――女房は流産のあげく...
林芙美子 「秋果」
...こんな風に試してみたあげく...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
... あげくの はてに しまぬしさまの ずじょうに ぴょーんと とびかかったのです! ……すると みんな いっせいに ちらばって...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter おおくぼゆう やく 「きたりすナトキンのはなし」
...奴隷に等しい生活をしたあげく...
水上滝太郎 「遺産」
...おつさんと挌鬪したあげく...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...音楽と野球実景放送とがしばらくあやめも分らずもつれ合ったあげく...
宮本百合子 「芸術が必要とする科学」
...すばやく、カモのからだの上にぐんとのしかかって、そのあげく、けづめでカモをむちゃくちゃにひっかいたものですから、とうとうカモもこうさんしてしまいました...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「ならずもの」
...食い詰めたあげくの行倒れが...
山本周五郎 「花も刀も」
...加古川の片田舎で女と暮したあげく女に死にわかれて...
吉川英治 「親鸞」
...さんざんに悪口(あっこう)をついたあげく...
吉川英治 「源頼朝」
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