...だらしなく横座(よこざ)に胡坐(あぐら)をかいてゐる...
石川啄木 「赤痢」
...クツシヨンに胡坐(あぐら)で...
泉鏡太郎 「雨ふり」
...胡座(あぐら)をかきつつ好(い)い気持になってるのが中村花痩(なかむらかそう)であった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...怪塔王は寝床の上にあぐらをかいて...
海野十三 「怪塔王」
...そこにあぐらをかいて...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...美しい娘さんがあぐらをかいて...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...やすみしし吾(わ)が大君の猪鹿(しし)待つと呉床(あぐら)にいまし...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...あぐらをかき腕まくりして大盃を傾け...
太宰治 「津軽」
...そこにそやつは毎日腰を下ろして、あぐらをかいて、膝の下にマッチの在庫を少しばかり置けば、いかにも見た目が哀れを誘うので、善意の小雨が降る、されば受け皿として、手脂(てあぶら)で汚れた帽子を舗道のわきに置いておけばよい...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「唇のねじれた男」
...「失敬」と座ぶとんの上にあぐらをかき...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...小舎の中へ敷き込んだ熊の皮の上にあぐらをかいて...
中里介山 「大菩薩峠」
...胡坐(あぐら)をかいて新聞を読んでゐたが...
夏目漱石 「それから」
...大胡坐(あぐら)を掻(か)いてよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...楓の古木の根元へドッカリと胡坐(あぐら)をかき...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...あぐらをかいて座つてゐました...
宮沢賢治 「狼森と笊森、盗森」
...わざと卒業生の前へ来て胡坐(あぐら)をかいて話をする人もある...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...「起きていたのか坊主」帯刀はあぐらに坐った膝(ひざ)を叩いた...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...禅坊主のようにあぐらをくんで坐っている者の影が月下に見える...
吉川英治 「新書太閤記」
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