...或は又毒龍の顎(あぎと)に噛まれるもの――...
芥川龍之介 「地獄変」
...或は又毒龍の顎(あぎと)に噛まれるもの...
芥川龍之介 「地獄變」
...地獄はその(あぎと)を開いて犧牲を呑めり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...朝っぱらからぎゃあぎゃあ言い合いをして...
犬田卯 「米」
...赤眼の阿義(あぎ)にやってしまった...
魯迅 井上紅梅訳 「薬」
...いざ吾君(あぎ)九...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...ぎゃあぎゃあ我鳴り立てなすったものだから……...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...せつなさの(あぎとひ)ゆるに...
薄田淳介 「白羊宮」
...破れた竹垣の傍には穂のあぎた芒が朝風にがさがさと葉を鳴らしていた...
田中貢太郎 「狐の手帳」
...自分から進んで虎狼(こらう)の顎(あぎと)へ飛込んだと解ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...わたくし共はもう渦巻の(あぎと)に這入り掛かつてゐますので...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
......
前田普羅 「普羅句集」
...春水の盥に鯉の(あぎと)かな盥浅く鯉の背見ゆる春の水鯉の尾の動く盥や春の水頭並ぶ盥の鯉や春の水春水の盥に満ちて鯉の肩春の水鯉の活きたる盥かな鯉多く狭き盥や春の水鯉の吐く泡や盥の春の水鯉の背に春水そゝぐ盥かな鯉はねて浅き盥や春の水(三月二十六日)先日短歌会にて...
正岡子規 「墨汁一滴」
...それが恐ろしい顎(あぎと)を海にぺたりと漬けて...
マクシム・ゴルキイ Maksim Gorkii 森林太郎訳 「センツアマニ」
...長い顎(あぎと)の突端を抑えて...
吉川英治 「江戸三国志」
...客園の小池に飼われて蛙魚泥貝(あぎょでいばい)の徒と共に...
吉川英治 「三国志」
...縮緬(ちりめん)の忍び緒を頤(あぎと)深(ふか)く結んでいた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...その腮(あぎと)の白髯を逆(さか)しまに上げて...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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