...里方(さとかた)の葵(あおい)の紋や雛(ひな)の幕昭和十年三月三日 武蔵野探勝会...
高浜虚子 「五百句」
...朝日に葵(あおい)が咲いていた...
谷譲次 「踊る地平線」
...あおい顔よ」田村先生に注意されると...
壺井栄 「二十四の瞳」
...給仕の土人が貝多羅(ばいたら)の葉で作った大きな団扇(うちわ)でそばからあおいだ...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...平袖の貸浴衣に羽織も着ず裾をまくり上げて団扇で脛をあおいでいる者もあり...
永井荷風 「帝国劇場のオペラ」
...そこには文之丞が蒼(あおい)い面をして睨(にら)めている...
中里介山 「大菩薩峠」
...扇であおいでいるのが...
中里介山 「大菩薩峠」
...葵(あおい)の間(ま)...
中里介山 「大菩薩峠」
...親の拝領した葵(あおい)の紋付(もんつき)を着て...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...あおい松の葉がぽとりと降って来た...
本庄陸男 「石狩川」
...これが煙草の味というものであろう――あおい煙が糸をまいているきせるを...
本庄陸男 「石狩川」
...葵(あおい)夫人の恢復(かいふく)が遅々としているのだけを気がかりに思っていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あおいも、初めのうちは気味悪く思ったが、慣れると、しかたなく裏戸を開けて、浅間(あさま)しい夫のそういう姿を青い庭木の間にながめた...
室生犀星 「蛾」
...あおい顔をしている...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...或日青石横町(あおいしよこちょう)の角で出くわした...
森鴎外 「雁」
...甲斐(かい)へそそぐ笛吹川(ふえふきがわ)のあおいうねりがあるばかり...
吉川英治 「神州天馬侠」
...それを正面のたかき石段(いしだん)にあおいで...
吉川英治 「神州天馬侠」
...周馬もふりあおいで...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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